住まいの設計工房アデックス・キッチン特集[2]

 

2017.06.19

 

キッチンは、家族の健康を守るための場所。
笑顔のカギはキッチンにあり!?

 

『ie-Photo 家フォトギャラリー』では、ieto.meでご紹介している設計事務所のさまざまな建築を展示しています。その『ie-Photo 家フォトギャラリー』から、ひとつの設計事務所のキッチンスペースに焦点を当て、 見てみたいと思います。

今回は、「住まいの設計工房アデックス」の設計するキッチンに注目します。アデックス設計の住宅の中から「西市の家」「津寺の家」「久々井の家」の3つを取り上げていきます。
2回目は「津寺の家」のキッチンを見てみましょう。

 

住まいの設計工房アデックスのつくるキッチンスペース

ポイント! ~日々の家事仕事に便利、でも生活感は見せないすっきりとした空間~

 

【津寺の家】

住人からのオーダー:対面式が希望だけどキッチンでの作業や手元をオープンにしたくない。

セミオープンキッチン。
オール電化キッチン。
壁面に大容量の収納。

 

シンクを隠すカウンターとコンロ前の壁を、他の壁と同じ清潔感のある白一色で一体化。キッチンでの作業に目がいかないようにした。

 

「セミオープンキッチン」
 
 
〈特徴〉
 
・部分的に壁やカウンターで空間を仕切るかたちのキッチン。
・シンク前は水はね防止やシンクを隠すためカウンターが設置されている。
・リビング・ダイニングからは手元の作業は見えないがキッチンからは見渡すことができる。
・オープンタイプと独立タイプの良さを併せ持っている。

セミオープンタイプのキッチンは、見た目を気にしないで料理ができ、キッチンにいても家族の様子がわかるので、小さなお子さんがいるご家庭向きともいえます。オープンキッチンほどまる見えだと片付けも気になるし、でも家族の顔は見ていたいから対面式がいいし…、という方には最適のタイプ。

壁でコンロ周りが囲まれているので、油ハネも気にならず、換気扇の設置にも困りません。同じ対面式でもオープンタイプほどの開放感はありませんが、そのぶんメリットも多くあります。

津寺の家のキッチンは、セミオープンタイプでキッチンが半島(ペニンシュラ)のように突き出た「ペニンシュラキッチン」スタイル。シンク・コンロは一列に並ぶレイアウトです。

 

キッチンと他の空間とのつながり
 
 
・キッチンの向かいにダイニングスペース。その先は広いウッドデッキへと繋がっている。
 
・ダイニングの隣にある和室とリビングだが、リビングはキッチンに立っていても見える。コンロ前の壁は凸型に切り抜かれガラスがはめ込まれているので、キッチン側からよく見える。
 
・和室はキッチンの脇に位置する。普通なら壁で仕切られるところが、扉が付いていて自由に行き来できる。子育て中は子どもが寝転がったりできる畳スペースは重宝。キッチンにいてもすぐに子どもの側に行ける。また、来客の際にも便利。
 
・壁面の冷蔵庫の向こうに勝手口がありゴミ出しなどもスムーズ。
 
・キッチンから見える距離にある階段の隣から、浴室・脱衣室・洗面室・ウォークインクローゼットへ。一列に並ぶ動線はムダがなく、ストレスフリー。さらに端に位置するウォークインクローゼットには勝手口があり、物干し場へ行ける。

たとえば、来客の時、事前に掃除しても、毎日の台所仕事でよく使うものがなんとなく片付かない。そんなこともあります。日々使うものは使いやすい場所に置いておきたいから、目隠しで隠れてくれると助かります。

シンクのカウンターは、ちょっと皿を置きたい時にも便利。

津寺の家の間取りは、子育てという点からも注目したいかたちではないでしょうか。
また、アデックスならではの特徴である料理・洗濯・お風呂などの作業を効率良くこなせる動線は津寺の家でも活かされています。

キッチンからダイニング、そしてウッドデッキへとまっすぐ繋がる景色は美しい

キッチンに立つとダイニングからリビングまですっきり見通せる

扉一枚で和室に通じる、使い勝手の良い動線。コンロ前の壁には視界を遮らないようガラスが。明るくなる利点も

冷蔵庫の向こうには勝手口。階段で目隠しになるスペースに掃除機が置けて便利

キッチンからすぐの階段脇の扉。ここには浴室・脱衣・洗面・WICスペースが並ぶ。家事にムダのないレイアウト

ダイニングは吹抜け。生活感を隠し、壁の白と木の色の組み合わせでスタイリッシュな空間に

ダイニングは吹抜け。生活感を隠し、壁の白と木の色の組み合わせでスタイリッシュな空間に

 

 

アデックスのこだわり

生活に使うものが常に片付いた状態というのは、忙しい家庭ではなかなか難しいものです。キッチンは毎日の作業場ですので、多少の差はあるものの物が散乱することは避けられません。
ですが、家の中が雑然としてしまうのも避けたいところ。やはり、キレイな部屋で寛ぎたいし、お客さまも気にしないでお招きしたいですよね。

心にストレスを抱えないで、無理なく整った空間を保てるよう、津寺の家のような効果的に隠すキッチンの形はおすすめしています。

 

スッキリとした素敵な空間で毎日暮らしたい、けど、日常がすべて絵になるカリスマのような人しか無理?いえいえ、それぞれに合った方法で素敵に暮らすことはできるんです。設計で住む人らしさを守ってくれるんですね。

あなたに合う空間のつくりかた、自分ではわかっていない問題点も、設計のプロは見つけ出し、より良い答えに導いてくれます。
これから家を建てるあなたの頼りになるパートナー。良き出会いがありますように。

 

あなたに合った空間づくりを大切に。

 

 

次回は、「久々井の家」のキッチンに注目します。おたのしみに。

 

〈関連リンク〉

住まいの設計工房アデックス・キッチン特集[1]

住まいの設計工房アデックス・キッチン特集[2]

住まいの設計工房アデックス・キッチン特集[3]

津寺の家 [ 住まいの設計工房アデックス ] ie-Photoギャラリー