「なんだか楽しそう!」な人たちって、暮らしも楽しそう! それってつまり、〈 暮らし上手 〉だと思うんです。
そんな人たちの「たのしい」の秘訣、聞いてみたいな・・・。 よし!会いに行ってみよう!!
思い立ったが吉日、さっそく お伺いした暮らし上手さんからは、幸せのヒントが いっぱい飛び出してきました!


最初に登場していただくのは、松井一也さん・千田稚子さんのご夫婦です。
松井さんはテレビカメラマン、 千田さんは「陶工房ゆうらぼ」を構える陶芸家さん。
ご夫婦でおいしいものが大好きで、千田さんは料理を作って人に食べてもらうことも大好きだとか。
ちなみに編集人とは車好き同士、趣味を同じくする仲ということもあり、ご自宅で手料理を呼ばれながら
お話を聞かせていただくという、楽しいひとときになりました。 (聞き手・ライター吉田)

1.ふたりのたのしみ。 『暮らし上手さんに会おう!第1回』

 

――(聞き手・吉田):おじゃましまーす。 今日はよろしくお願いします。
私、はじめましてなのに、さっそくご自宅で手料理なんて。いいんでしょうか?

松井:どうぞどうぞ。僕ね、今日ほんとに楽しみにしてたんですよ。
話したいことがいっぱいあってウズウズして。

(編集):すいません、今日はクルマ話ばかりじゃないですよ(笑)。

 

 

千田:ささ、座って。とりあえずおやつでーす。

――:わーすごい!あっという間に、めちゃくちゃおいしそうなものが出てきましたよ!
これなんですか?

千田:バゲットの上に、マスカルポーネチーズと桃をのせて、
蜂蜜とコショウ、ピンクペッパーをかけただけ。

 

 

――:おいしい!!桃にコショウって意外ですけど、合いますねえ!
おしゃれなカフェで奮発しないと食べられないようなお味です。

千田:でも、どこでも買える材料で、ほんとに簡単に作れるの。

 

 

――:ではおやつをいただきながら、まずはおふたりの略歴を少し。
…千田さんは陶芸作家さんで、「陶工房ゆうらぼ」を開いていらっしゃいますよね。

千田:はい。相棒の三宅(史家さん)とふたりでやってます。
個展はそれぞれで開くんですけど、教室なんかは分担して、
お互い助け合って楽しくしてます。

――:松井さんは、テレビのカメラマン。

松井:あやしい人じゃありません。勤め人です。

――:さっきからふたり並んでるだけで、とってもいいコンビ感がにじみ出てますけど。ちなみに、出会いのいきさつを伺ってもいいですか?

 

 

千田:それがね(笑)。 もともと松井さんと同じ会社に私も勤めてて、
普通に先輩後輩の間柄だったんですけど。
ある日、なぜかひょんなことから松井さんの車で一緒に出かけることになって。
まあ、そのとき松井さんが乗ってきた車っていうのが、
古いフランス車のシトロエンBX だったんですけどね。
で、初めて先輩とふたりでドライブというシチュエーションで私、
行きも帰りもぐうぐう寝てたみたいなんですよ。
それでなんか、おつきあいすることになっちゃった。

――:?

松井:そりゃ感動しましたよ!
だって、あの包み込まれるようなすばらしい乗り心地を、
彼女は本能的に身体で理解してくれたわけですから。

千田:そこを見込まれたと(笑)。

 

 

――:わかるような、わからないような(笑)。
最初のきっかけからして、なんかもうおもしろいご夫婦ですよね。
あの、ケンカすることとかないんですか?

千田:そりゃありますよ。

――:えー、そうなんですね!例えばどんなことで?

松井:まあ、だいたい食べ物がらみだよね。「私のあれ食べた?!」って。

――:(笑)。

千田:私はお酒を飲まない代わり、 1日の終わりにジンジャーエールとか、
桃ピューレの炭酸割りとか、しゅわっとするものを飲むのが楽しみなんですよ。
その時を思い描いて昼間がんばったのに、家に帰ったらないんですよ!
この人、自分はビールがあるのに、私の大事なソーダまで飲むことないですよね、
ひどいでしょ。

 

 

松井:それは気がつかなくて(汗)。
あとアイス。しょっちゅう「僕のアイスが!」「私のアイスが!」って怒ってるよね。
こないだ冷凍庫に2個あったアイスを2つとも食べて怒られた(笑)。

千田: ひとりで2個食べますか普通?チョコモナカジャンボですよ。

――:あー、確かにあれはおいしいですけどね…でも2つはないか(笑)。

 

 

――:家ではそんな楽しい会話を繰り広げつつ、
いつもこうやっておいしいごはんを 一緒に食べてるんですよねえ。
おふたりを見てると、なんか楽しそうだなあ、いいなあって思います。

千田:そうですか?? 会話っていっても マメ(愛犬)の話くらいだし(笑)、
料理はまず私が食べたいから。

 

 

おいしいものは、みんなで食べたらもっと楽しいですからねー。
さ、熱いうちにどうぞ!

――:うわ~おいしそう!湯気の中で、お肉がふるふるしてる!

千田:豚のかたまり肉の煮込み。
お肉のまわりのトロトロは実はカリフラワーで、そこからすっごいダシが出るんですよ。
味付けはほとんど塩コショウだけ。

 

 

松井:ほんとにおいしいよ、最近の中で一番のヒット作。

千田:一緒にごはんを食べたら、すぐ仲よくなれますしね。
さあさあ、食べましょう!

 

つづく  ・・・5回連載 第2回「 2.ごはんのたのしみ。」は12月8日UP予定です。

2014年8月 取材
文:吉田愛紀子
キャプション:編集A

※ 写真をクリックorタップするとキャプションとともに拡大写真がご覧いただけます。

 

陶工房ゆうらぼ

千田稚子さん、三宅史家さんの女性ふたりで開くやきもの 工房。
個々に制作・発表の活動を行いながら、 陶芸教室、 ゆうらぼとしての器展を共同で開いています。
岡山市中区藤崎497-3  tel.086-277-8076
http://ww61.tiki.ne.jp/~yu-lab/

 

2.ごはんのたのしみ。 →

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