「なんだか楽しそう!」な人たちって、暮らしも楽しそう! それってつまり、〈 暮らし上手 〉だと思うんです。
そんな人たちの「たのしい」の秘訣、聞いてみたいな・・・。 よし!会いに行ってみよう!!
思い立ったが吉日、さっそく お伺いした暮らし上手さんからは、幸せのヒントが いっぱい飛び出してきました!


岡山を中心に店舗や住宅などのオーダー家具製作、オリジナル家具のデザイン製作を行う「むくもくKAGU」。
代表の永野博章さんはオンとオフの切り替えが上手で、週末にはバイクや自転車、山登り、キャンプなど多彩な趣味を謳歌しているそうです。
「遊びの達人」に見えるその素顔、暮らしぶりを覗いてみました。(聞き手:松田祥子)

2.バイクと自転車とプリネンコ 『暮らし上手さんに会おう!第7回』

 

 

 

 

〈工場から少し離れた自宅へ場所を移してお話を伺うことになりました。工場前には永野さんが通勤で使っているバイクが置いてあります。そこで、またバイク談議が始まるのでした…?〉

 

――:あら、以前拝見したブログには自転車通勤とありましたが。実は、むくもくさんのブログを読み込んで来たんです。自転車、楽しそうだなぁって。

 

永野さん:最近はバイクですね。自転車だと1時間くらいかかるから、余裕がないと乗れないので。バイクは時間が半分以下で済むし、車よりはるかに燃費がいいんです。車で混んだところを走るよりは、バイクの方が風を受けて気持ちいいですよね。

 

――:確かに気持ちよさそう。

 

 

永野さん:年をとっていくとなかなかバイクに乗れなくなるから今のうちに、というのもあります(笑)。

 

――:いつまででも乗れるのでは?

 

永野さん:いや、やっぱりだんだんと体が反応しなくなるじゃないですか。こけたときとか。通勤を自転車からバイクに変えた頃は、自分で下手になったなと思ったし。最近はだいぶ戻ってきたかな。

 

――:向こうのバイクが通勤用のものですか?

 

永野さん:あっちがそうで、こっちはたまたま昨日もらってきたもの。買い取ってきたんだけど…

 

――:買い取ってきた?

 

永野さん:こっちは部品取り用のバイクです。昔、シルクロードというバイクを友人から譲ってもらい、やっと直そうかという気になって。もう1台知り合いに持っている人がいるから聞いてみようと思って連絡をとったら、たまたま話がついて昨日譲ってもらったんです。

 

 

編集:シルクロードが2台手に入るってすごいことですよね。

 

――:そうなんですか?

 

編集:レアものです。1981年、35年前のバイクだから。

 

――:修理は昔からしていたんですか?

 

永野さん:そうですね。バイクも車も。エンジンの中までといったら大変だけど、クラッチのマスターシリンダー交換とか、ブレーキの傷んだところとか、簡単なものだけ。その辺は素人でもできますからね。

 

編集:私も一時やっていました。今から思えば良き時代ですね。部品取り車があったから、なんとか壊れる車にも乗れた(笑)。

 

〈車やバイクの話になると暴走する2人。「好き」の本気度が伝わってきました…〉

 

 

 

***

 

〈夏は蛍が飛んでくることもあるという永野さんの住まいは、裏は山、前は田んぼや畑が広がるとてものどかなところに建っています。道路から離れているから、とても静か。家具とインテリア雑貨のオンラインショップ「ムクモクKAGUストア」を開いているパートナーの佳恵さんも加わり、永野さんの「家の顏」に迫ります。

まずは家の横にあるガレージで立ち話…。倉庫の奥には、友人から譲り受けたバイク、シルクロードがありましたよ〉

 

 

――:自転車もいっぱい並んでますね。ブログには自転車の名前がいろいろ出てきて、一体何台持っているんだろうと謎だったんです。

 

永野さん:いや、ちゃんとしているのは2台だけ(笑)。あとはバラバラにして、また組み立てようかなと思っていて。

 

佳恵さん:入れ替えなんです。売っては買い、売っては買い。隣のおばあちゃんは何台あるかと不思議に思っとると思う(笑)。

 

――:これが前に通勤していた荷物の積める自転車ですね。

 

永野さん:ビッグダミーといいます。

 

――:近くで見ると大きい! 確かこれでキャンプに行かれていましたよね。

 

永野さん:のとろ原キャンプ場(苫田郡鏡野町)かな。日生や赤穂、小豆島にも行きました。

 

 

――:どこまでも行くんですね…。坂道も大丈夫?

 

永野さん:坂道は限界があるので押して歩きます。最高で5キロを1時間20分。っていっても、ピンときませんよね。歩くスピードと変わらないくらい。自転車なのに、歩くぐらいのスピードでしか上がれなかった時がある。

 

佳恵さん:(こそっと)人の荷物まで積んでるから、だね。

 

――:人の荷物も? 本当に? すごい体力。

 

永野さん:最初に赤穂に行ったときは、2人分積んだかな。

 

――:荷物を積まない状態で何キロくらいあるんですか?

 

永野さん:17キロくらいかな。でも、これで走る方が絶対に楽チン。ママチャリで走ったらむちゃくちゃしんどいもん。

 

――:ええー?

 

永野さん:本当です。レンタサイクルで借りたんですけど、ママチャリに乗ったら、おもりがついとるんかな、と思うくらい走らんかったから。重たくてびっくりした…。

 

――:このロードバイクは?

 

永野さん:娘のです。

 

――:かっこいい!

 

 

〈みんなが立ち話をしている周りを、嬉しそうに駆け回っているのはスタンダードプードルの「プーリー」。カメラマンが写真を撮ろうとすると、うれしそうに近寄ってきます〉

 

編集:写真では見てましたが、リアルに見るのは初めて!単体で見るとぬいぐるみみたいだけど、お、大きいな。

 

永野さん:大きいでしょ。立ち上がると大人の胸の辺りまであります。噛むことはないんですけど、人が多いとうれしくてわ~っとなっちゃう。ベロベロベロするから。こら、プー!

 

 

佳恵さん:怒っても顔がにやけてる。目が怒ってない、怒れない人…

 

――:(笑)。今、何歳ですか?

 

佳恵さん:4歳ですね。名前はプーリー。正式には「プリネンコ」、愛称は「プーちゃん」です。今、20キロあるのかな。もう大きくはならない。メスだから小さめなんです。

 

――:はしゃぎまくるプーちゃん、かわいい。どこかにチャックがあって人が入ってそう(笑)。天然ドレッドなんですね。散髪は?

 

永野さん:家でやってます。この前、1回だけ知り合いにプロの方がいるから切ってもらったんです。僕は全然知らずに切ってるから、技を見せてくださいって。次からやらにゃあいけん(笑)。散髪自体は触られるのが好きだから嫌がることなく、台の上にあがるんだけど、自分の好きなところだけやってほしいらしくて…。

足は今はいい、とか、後ろ足は触らんといてってすぐ座る。座ったらいけん時に…。

 

――:(爆笑)。

 

 

佳恵さん:そう、しゃべらなくても目で訴えてるよね。ご飯の時間だよーとか。水がないよーとか(笑)。洗濯カゴの中からパパの靴下を嗅ぎ分けて持ってくるときもあるよね。

 

編集:そういえば、「むくもく」さんといえばヤギを飼われていたような記憶が…。

 

佳恵さん:おじいさん山羊になって亡くなりました。大型犬くらいの寿命だそうで。草を食べてくれるから助かってたんだけど…。おかげで、今は裏山が草ぼうぼうです。

 

 

〈庭に生えているクローバーの話をしていると、永野さんが「四つ葉のクローバーあるよ。勝手に生えたんじゃけど」と言いながら探してくれました。その姿がまるで少年のようで…〉

 

永野さん:ほら、あった!

 

 

つづく・・・4回連載 第3回「3.ゆらゆらハンモック時間」は7月18日UP予定です。

2016年6月 取材
文:松田祥子
キャプション:編集A

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岡山を中心に活動しているオーダー家具製作むくもくKAGU。
住まいのコダワリをカタチにします。
家具とともに長く使っていただける雑貨をセレクト販売しています。
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