庭・愉しみメモ 02 セイヨウニンジンボク 白花種
2023.01.19
不定期更新で庭の愉しさをメモしていくブログ
「庭・愉しみメモ」
不定期でしたが、今年より定期的に更新します。
今回は、「セイヨウニンジンボク 白花種」です!
セイヨウニンジンボク メモ
漢字名「西洋人参木」(原産地が西洋で、葉が朝鮮人参の葉っぱに似ているから)
英語名「Chastetree」(チェストツリー)
ヨーロッパ南部~西アジア
地中海沿岸地域が原産地。
花は、青紫色、ピンク、白色が流通しています。
我が家は白花です。
落葉低木で、成木の樹高は3mくらいまで。
ですが、お店によっては8mと書かれていることも……本当に低木なのか?
横に広がる樹形です。植える場所は広めにとっておくと安心です。
買ったお店では成木の樹幅は約2mとありました。
日当たりのよい場所が好きです。
西日の強い場所に植えてますが、それでも太陽に向かって枝を伸ばす元気っ子。。
ありがたい。
半日陰でも育つそうです。
暑さには強いけど、寒すぎるのはダメみたいです。-5℃まで。
地中海沿岸のような気温が適しているんですね。
うちでは冬によく霜が降りる場所に植えてますが、一応大丈夫そうです。
小さい花が細長い形に集合しています。
開花時期は6月頃。花の時期は11月までと長いです。
昨年は12月に入っても花を付けてました!
開花の後、剪定するとまた花を付けてくれます。
花が咲いた木の姿はほんっとに爽やかで…いい!
が、、白花は花が萎れると茶色になって、あまりキレイではない…(苦笑)
青花だとそんなことないのかな~?
花がらはなるべく取るようにしてます。
このセイヨウニンジンボクを植えたのは約2年前。
1mほどの苗を買って3月に地植えしました。
1年目の冬の剪定でほぼ1mくらいまで戻したのに、2年目の夏には約1m70cmまで成長しました!
1年で約70cmの伸び!育ち盛り!
しっかりした木に育てたいので成長が嬉しいです。
早く大きくなるから変化もわかりやすく、毎日眺めるのがとてもたのしみなんです。
横に広がる性質を生かして家の目隠しにすることもできますね。
ただし、樹形は綺麗だけどボワっ!と横に広がるので広い空間は必須です!
↑5月の連休の頃の姿。葉がわさわさ出始めます。
葉は細く手のひらのように広げます。
軽やかで涼しげな印象は、花だけでなく この葉っぱのおかげでもあります。
夏はどんどん枝を伸ばします。
徒長枝もどんどん!どんどん!!
そのままブッシュ状にすると美しいんですが、場所に余裕がないので剪定します。
1年目の夏は蒸れて葉が傷みやすかったので、2年目は風が通るようこまめに剪定しました。
この、夏の「ちまちま剪定」がたのしいんです!
切った枝は花も葉も綺麗で飾りたくなります。
剪定の時、爽やか~な香りもするし。
ストレス消えちゃいます。
セイヨウニンジンボクは、虫があまり付かないのも嬉しいポイント。
でも、ミツバチやクマバチ、蝶々はやって来ます。
かわいいですー。
セイヨウニンジンボクはハーブの仲間です。
古くから薬として使われていたそうで。
女性のための薬だとか?
そういえば今も、実から作られたサプリ「チェストベリー」がありますね。
先日、冬の剪定をしました。
2月~3月が剪定の時期なので、ちょっと早いけど大丈夫かな…と思いつつ。
真っ直ぐ伸びてた大きな徒長枝を切り
1年で70cm伸びることを念頭に、自分で管理できるくらいにしたつもりです。
どうなんだろ。
これで大丈夫なのかな?
ちょっと心配でもありますが。
…どうか元気でいてね。
切った枝に付いていた、ドライになった実。
ひと粒指でつまんだら、とても良い香りが!
花より香りがしっかりあります。
それにしても爽やかな香り。
スパイシーな香りの香水みたい。
いつまでも嗅いでいたい…
フレグランスウォーターとか出来ないかな。
せっかくだから、種を植えてみよっかな!
長々と綴ってまいりました
セイヨウニンジンボクの愉しみ。
姿、香り、成長。
セイヨウニンジンボクは、一緒に暮らすと愉しみに溢れています!
本当に可愛い我が子!
洋風の住宅に合うのはもちろん!
和の庭でも上手くなじませることができるんじゃないかな?と思います。
ナツハゼ同様、庭木候補としておすすめです。
あ、でも、剪定が嫌じゃない人向きかもです!
では、次回は5月に!またお会いしましょー!
ieto.meスタッフAでした。